外注化のメリットとシステム会社の選び方

専門性の高いサーバ構築を、自社スタッフで行うのは非常に大変なことです。そして、サーバ構築の際以上に、保守やメンテナンスを行う際には、高度な知識と緊急性が求められます。

そこで、サーバ構築や保守・メンテナンスをシステム設計会社に依頼することで、安全かつ確実に会社のサーバを構築・維持するという考え方もあります。
今回は、サーバ構築・保守の際のシステム設計会社の利用法、選び方について解説します。

▶目次

1、サーバ構築の外注化とは

外注化のメリットとシステム会社の選び方

サーバ構築に関して、自社内で構築・管理(内製化)することが一般的でしたが、近年システム設計会社に外注する企業も増えています。サーバ構築の外注化の概要について紹介します。

サーバ構築・保守外注化の概要

サーバ構築外注化とは、サーバの構築や保守管理を外注業者、具体的にはシステム設計会社に依頼することを指します。

外注化を行うことで、以下のメリットが生まれます。

  • 会社は、本業以外のシステム管理者を雇用する必要がなくなり、本業に人員を集中できる
  • 専属のシステム管理者を雇用した場合、仕事が属人的になりやすく、当人が不在の際のトラブル発生時の対応や突然の退職時の引継ぎが困難なケースがあるが、そういったリスクを回避できる
  • セキュリティなど、最新のアップデートを定期的に実施してもらうことができる

サーバ構築・保守外注化の課題

一方で、会社のサーバの構築や保守を外注化するには、課題もあります。

  • コスト面
  • 社内で内製化する際には、人件費という形でコストが発生しますが、外注化する際にはサーバ構築費・保守費用が発生します。直接雇用の場合には、他の業務と兼任して仕事にあたっている場合もあり、コストの効果が計測しづらいケースもありますが、外注に出すことでコストが上昇してしまう場合もあります。

  • 人材面
  • 社内のサーバの保守や構築を依頼する場合、会社の内部事情や業務内容に精通したスタッフによるサーバ構築が必要になるケースがあります。

  • セキュリティ面
  • システム設計会社がサーバを構築・管理する際には、会社内の機密データにアクセス可能な状況になります。データの流出や事故などの心配がなく、信頼して、構築・保守を依頼できる業者に一任することが重要です。

2、効果的なサーバ構築の外注化

外注化のメリットとシステム会社の選び方
サーバ構築・保守を外注化することのメリットと課題を踏まえ、効果的に外注化を行うにはどのようにすべきかについて検証します。

コストについての考え方

サーバ構築・保守のサービスを行っているシステム設計会社は数多くあり、コスト削減の方法についてもさまざまです。

例えば、定期的なルーチンの点検であれば、会社への訪問ではなく、ネットワークを利用した遠隔点検のサービスを使用して、きめ細かなサービスを維持しながらコストを下げることができます。また、データのバックアップについては、自動バックアップの機能を利用して、コストをかけずに自動的に保存できる体制を整えておくことができます。

人材についての考え方

社内に精通した人材選びについては、システム設計会社に専任スタッフを選定してもらうことが不可欠です。そして、スポットではなく、中期的・長期的な契約を視野に入れてやり取りを行うことが必要です。場合によっては、専属としてスタッフ派遣を依頼するのも良いでしょう。

特に、トラブル発生時やネットワークが不安定な状態のときには、会社に張り付いて、迅速な対応を取れるように対応してもらえる業者に依頼するようにしましょう。

セキュリティについての考え方

セキュリティ面で安心して任せるためには、システム設計会社のセキュリティポリシーや資格の保有状況に注意しましょう。PマークやISOなど、情報セキュリティに関する資格を保有している会社であれば、スタッフ一人ひとりに対してセキュリティに関する教育が行き届いている一つの目安になります。

また、打ち合わせの際などに、担当者がどの程度セキュリティに気を使っているか、万が一情報漏洩が起こってしまった場合の対応はどのようになっているか、など具体的に判断することも重要です。

3、まとめ

この記事は、サーバ構築・保守対応の外注化に関して、概要やメリット、システム設計会社の選び方などについて解説しています。

自社でサーバ構築を行うメリットもありますが、外注業者に依頼することによって、専属スタッフを雇用しなくても良い、最新のアップデートが行ってもらえる、ノウハウが属人的にならない、といったメリットがあります。反対に、コスト面、人材面、セキュリティ面でリスクが生じうる可能性があります。

サーバ構築会社を選ぶ際には、トータル的にコストダウンの方法を探り、専任スタッフの手配を依頼しましょう。

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